みなさんおはようございます!
薬剤師θさぷりんです🌸
ブログを見に来てくださりありがとうございます♡
今回気血水に効果のある食材を取り入れよう!についてお話ししたいと思います。
氣は自然界におけるすべての事象を生み出す?
元気、やる気、氣力など普段使う言葉には、「氣」という字がたくさん用いられていますよね?
氣とは一体何をさしてるんでしょうか?
氣とは宇宙を構成する基本単位となるもので、自然界における全ての事象を生み出すと考えられています。
氣が集まったものが物質を作り、すべての生命活動を維持しているのも「氣の力」としています。
氣については様々な見解があり、1つの考え方で定義するのは難しいものですが、東洋医学では氣の概念がなくては成り立たないといえるほど氣の存在を大切にします。
氣・血・水
そして、東洋医学では、「人の生理活動に担っている基本的要素」を「氣」「血」「水」に当てはめます。
人の体は氣が作り、ほかの血と水と言う物質が働いて、「氣・血・水」の3つが体内を循環することで生命活動が行われていると考えられています。
「血」
「血」は、血液を含めた栄養全体のことで全身に栄養を運ぶものですが、肉体だけではなく精神活動も支えます。
血の巡りが悪くなると、体が冷えたり、疲れが取れなくなったり、生きる情熱が失せてしまったりします。
一生懸命な方、情熱的な方を熱血と言ったりしますよね?
また、血は体にとって非常に重要なもので、西洋医学の血液検査で問題がなくても、東洋医学では別の観点から血を見て行きます。
氣が血を生み、血が新陳代謝を高めて氣を生み出します。
血が滞る、滞って固まるなどする事で、熱が出たり、出血したりしてしまいます。
「水」
「水」は血液以外の水分のことです。
水は、体の中のリンパなどの清澄な液と粘稠な液に分かれますが、少なければ干からびたり、口の渇き、尿量減少を招き、多すぎても滞ればむくみやしぶり腹、手足の倦怠などを招きます。
人の体重の約60%が水分であると言われています。
体の中を水分が巡ることで、栄養分を体の隅々に行き渡らせ、老廃物を回収するなど、人が生きていくために必要な働きをしています。
この働きが滞ると、むくみや冷え、頭重感などが起きます。
「氣」
このように血と水は重要な働きをしていますが、私たちの意思で巡らせているわけではありません。
ここで「氣」の登場です。
東洋医学では氣はあらゆるものの「動き」を担う存在とします。
私たちの呼吸も、心臓が脈打つのも、運動するのも、心が動くのも、思考が働くのも全て氣の働きによるものと考えます。
同様に血や水も氣の力によって巡っていると考えられているんです。
「氣」は運動や機能の「エネルギー」のことで、陰陽では陽になります。
「病は氣から」と言われるように、気が不足すると栄養も作れず、また流れなくなります。
「生命あるものは一瞬たりとも止まることがない」と言うのが自然の摂理です。
と言う事は、すべての動きを担う「氣」は、私たちの生命エネルギーそのものと言えるわけです。
気血水に効果のある食材を取り入れよう!
気血水を整えるには、日々の食事で気血水に効果のある食材を取り入れることが大事になってきます!
特に氣血水の作用に強く影響する食材があります。
例えば、みかんの皮は気の巡りを良くし、サフランは血の流れを良くします。
イカは「破血」と言い血の流れを良くしますが、生理中は食べない方が良いと言われます。
はとむぎはむくみを取るので水毒(体に水分が溜まり排出されない状態)に用いられます。
などなど♪
まとめ
今回「気血水に効果のある食材を取り入れよう!」について見てきましたがいかがだたでしょうか?
ぜひ「医師にも薬にも頼らず、自然の流れに沿って心と体を美しく整え、真に豊かな暮らし」を大いに楽しんでもらえたらと思います♡
皆様の心と体が軽くなり、幸せな人生を送れることを願っています。
以上薬剤師θさぷりんでした🌸