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肥満の原因はホルモンバランスの乱れ?インスリン抵抗性のしくみ🍏


みなさんこんにちは
薬剤師@さぷりんです🍎

今回はインスリン抵抗性について見ていきたいと思います。

肥満の原因はホルモンバランスの乱れ?

皆さん肥満の原因は何だと思いますか?

肥満はホルモンバランスの偏りによる異常が起こっています。
肥満の根本原因は、主に血中の「インスリン」というホルモンの濃度が高くなることによって、「インスリン」と「グルカゴン」の複雑なバランスが崩れることです。

血糖値を下げるホルモン:インスリン

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、一般的に血中の糖(血糖)を下げるホルモンと考えられています。

体の中に糖分(ブドウ糖)を吸収されると、その刺激により膵臓から分泌されエネルギーをグリコーゲンと脂肪として蓄えます。

通常は体内に糖分が吸収されてもすぐにインスリンが働いて血糖を下げてくれるので、血液中の血糖値はほぼ一定に保たれています。

 

血糖値を上げるホルモン:グルカゴン

一方、私たちが食べないでいる時は、血中のインスリン値は次第に低下し、貯蔵したエネルギーを使えるようになります。

この時分泌されるホルモンがグルカゴンです。

グルカゴンは脂肪やグリコーゲンを分解して、エネルギー源として放出させます。

食べる時と食べない時のバランスが取れている限り、インスリンとグルカゴンのこのシステムもバランスが取れています。

ダウンレギュレーションによる抵抗性とは?

ホルモンの分泌、例えば副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモンや成長ホルモンなども全て日内変動があり、刺激の波を作っていて出続ける事はありません。
波ような刺激があり、オンとオフがあるからこそ体に働く信号として機能しています。

しかし常に同じ刺激が加わり続けると、体がそれに適応して反応が鈍くなってしまいます
人の体は繰り返し行われる刺激に対して過剰に反応しないようにするメカニズムが存在しています。

一番わかりやすい例はです。
痛み止めの薬や下剤、睡眠薬等は最初は効果があっても、繰り返し使用されるにつれて効果が感じにくくなってきます。
薬や体内の神経伝達物質、ホルモン等は細胞に働くときに受容体と呼ばれる部分に結合して反応します。

体内で過剰になった物質に対して体が起こす反応は、この受容体の数を減らして細胞に刺激が伝わりにくくするように働きます。
この現象をダウンレギュレーションといいます。
これは特定の刺激に細胞がさらされ続けないようにする生体防御のメカニズムです。

インスリン抵抗性とは?

そしてダウンレギュレーションによる抵抗性は、インスリンに関しても同じことが言えます。

常に血中インスリン濃度が高く、脂肪はため込むばかりで分解されず、エネルギー源として使えなくなる病的状態のことをインスリン抵抗性といいます。

現代人は気がつくと何かを食べています。
その食事の中にはほとんど糖分が含まれています。
食べるたびにインスリンが分泌されていることになります。
一日中インスリンが分泌されていることになると、結果インスリンと言うホルモンに対してもダウンレギュレーションが働きます。
細胞はインスリンの状態の数を減らしてインスリンの刺激を受けにくくするように働きます。

細胞内に入ることができなくなった糖分は血液中に溢れ出します
そのため、インスリンの分泌がより必要になり、それによりインスリン値が高い状態が続くと言う悪循環が起こります。

膵臓は血糖値が高いため、もっとインスリンを分泌するようになり、糖分もインスリンも血液中で高くなる状態が作り出されます。
これがインスリン抵抗性と呼ばれる状態です。
そしてこのインスリン抵抗性が極端に悪くなった状態を糖尿病と呼びます。

インスリンの働きで肥満になる理由

インスリンを「血糖値を下げるホルモン」と考えていると、どうしてインスリンが肥満に関連するのかが理解できないかと思います。
血液中の糖はインスリンの働きにより細胞の中に取り込まれます。
そのために血液の中から細胞の中に移動するため血糖値が下がるわけです。

細胞の代謝に必要な量を超えて糖が存在した場合は、肝臓・筋肉でグリコーゲンと言う形で蓄えられます。
しかしグリコーゲンとして蓄えられる量は、肝臓に100グラム・筋肉に500グラム程度で、これ以上過剰な糖は肝臓で脂肪(中性脂肪)に作りかえられてしまいます。

インスリンはこの肝臓での脂肪の合成を促進し、脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きもあります。
そのためインスリンは別名「脂肪蓄積ホルモン」とも呼ばれています。
過剰になった糖、そしてインスリンによって脂肪細胞の中にどんどんと中性脂肪が詰め込まれていることにより肥満が発生してしまいます。

そのためダイエットのためにはインスリンの働きに注目する必要があります。

過食はインスリン抵抗性のせい?

インスリン抵抗性の状態では、個々の細胞でのインスリンの感度が低下しているため、糖分は細胞に入らず血液中を巡ります。
しかし脂肪細胞ではむしろ感度は低下しません。

そのためインスリンは脂肪細胞に積極的に働き脂肪を蓄積していきます。
結果インスリン抵抗性は肥満を引き起こしてしまいます

そして肥満が進行すると、さらにインスリン抵抗性が悪化すると言う負のスパイラルに陥ってしまいます。
内臓脂肪たっぷりとため込んだ方は、どれだけたくさん食べても、食後しばらく経ってから反応性の低血糖を起こしさらに食べてしまいます。
悲しいことに、いつまでたっても肥満が解消することができなってしまいます。
インスリン抵抗性がある人は、腸が空腹時であってもインスリン値が高い状態になっています。

インスリンは脂肪の分解を抑えるので、インスリン値が下がらない限り、脂肪分解してエネルギーとして使う事は難しくなります。

そのためエネルギー不足に陥りやすく食事に頼らざるをえなくなってしまうわけです。
そうすればまたインスリンが分泌されると言う悪循環が生じてしまいます。

したがってお腹が空きやすく、我慢ができずまた食べてしまいます。
過食はインスリンレベルが高い状態が続くために起きているのであり、インスリン抵抗性と言うホルモン異常が原因なんです。
太っている人ほど食事の間隔をあけてしっかりインスリン値を下げない限り、体脂肪を使える状態にならないんです。

インスリン抵抗性を改善するには?

ではどうしたらインスリン抵抗性を改善できるのでしょうか?
常に分泌されることによってインスリンは効きにくくなり、より多くのインスリンが必要になってしまいます。

その悪循環を引き起こすインスリン抵抗性を改善させるためには、インスリンが分泌されない時間を十分に取ることが必要になります。

そしてほとんどの食事がインスリンの分泌刺激になると言うことであれば、間食をしないでインスリンが追加分泌されない時間を確保することが大事と言うことです。
インスリン抵抗性の改善のためには、糖質制限だけでは無理があります。
さらに食事を抜くことで、インスリンの分泌されない時間をより長く取ることが大事になります!

つまりファスティングが大事ということなんです。

まとめ

今回肥満の原因はホルモンバランスの乱れ?インスリン抵抗性のしくみについて見てきました。

頻繁に食べ続けることでインスリンが常に分泌されることより、インスリン刺激に対する細胞の反応が鈍くなり、インスリンが効きにくくなってしまうんです。
そして
さらに高いインスリン分泌が必要になる悪循環が起きている状態のことをインスリン抵抗性と言います。

なのでダイエットはカロリーのバランスをマイナスにすることではなく、低インスリン状態の時間を長くすることが重要です。
つまりインスリンのバランスをマイナスにするために食べない時間を作ることが必要なんです。

最後まで見てくださりありがとうございました!
私が経験し、学んだ、ダイエットのやり方やコツについてお伝えし、微力ながらあなたを一生懸命サポートしますので、一緒に頑張っていきましょう!

ダイエットが決して辛いものではなく「なりたい自分になるためのワクワクする事」になれるよう、是非ダイエットを楽しんでもらえたら嬉しいです♡「

私が発信しているEDEN式ダイエットを下記の記事でまとめました!

ぜひ読んでください:EDEN式(エデン式)ダイエット方法【まとめ】

Enjoy Diet🍏あなたが行動することは「やらなくてはいけないこと」「やるべきこと」ではなくて「やりたいこと」でありますように😊
以上薬剤師@さぷりんでした◡̈♥︎