ダイエット理論

カロリー制限するとどうなるの?消費カロリーの配分はホルモンが決める

みなさんこんにちは
薬剤師θさぷりんです🌸
今回カロリー制限した時の消費カロリーの配分についてみていきたいと思います。

カロリー制限すると痩せられる?

誰もが信じて疑わない理論に「痩せるにはカロリー制限」と言うものがありますよね?

たしかに「体脂肪増加量」=「摂取したカロリー」ー「消費したカロリー」と言う公式は正しいと思います。
なのでこの「摂取したカロリー」を「消費したカロリー」よりも少なくすれば、「体脂肪増加量」は数字がマイナスになり体脂肪は減少に転じます。
1日700㎉を10日間制限すると、total7000㎉、約1㎏程度の脂肪が減る計算になります。

しかしこの理論ではカロリーが常に一定であると言う前提に立っていることになります。
カロリーは常に一定ではないため、「痩せるにはカロリー制限」という理論は成り立たないんです。

消費カロリーに使われる代謝活動は沢山ある

ではもし、摂取カロリーを1000㎉余分に食べたとして、その1000㎉は必ず脂肪になってしまうのでしょうか?
もしかしたら、その分、燃やされてエネルギーに変えるかもしれませんよね!
あるいは便としてすべて排出されるかもしれませんし、肝臓で使われるかもしれません。

では消費カロリーに使われる活動はどんなものがあるのでしょうか?

仮に私たちが1日2000㎉の食物を取り入れたとします。
この2000㎉はどのような代謝活動に使われるのでしょうか?

可能性として挙げられるのは次のようなものがあります。

・熱の発生
・タンパク質の合成
・新しい骨や筋肉の形成
・認知(脳)
・心拍数の上昇
・1回拍出量(心臓が1回の拍動で送り出される血液の量)の増加
・身体運動
・解毒作用(肝臓、腎臓)
・消化(すい臓、腸)
・排泄(腸および結腸)
・脂肪の生成

このように摂取カロリーを多くした場合、人間の体が過剰なエネルギーを消費する方法は、体脂肪として蓄える他にも無数にあります!

消費カロリーの配分は?

運動以外に消費カロリーが使われる代謝活動は沢山あることがわかりましたが、この分配を決めるのはホルモンなんです!
というのも、私たちの体の甲状腺、副甲状腺、交感神経、副交感神経、呼吸機能、循環機能、肝臓、腎臓、胃腸の機能のどれもがホルモンによってしっかりコントロールされています。
そして体脂肪も例外ではありません。

実際人間の体には、体重をコントロールするためのシステムがいくつもあるんです。
そして脂肪が蓄積するのは実はエネルギーの配分に問題があるとされています。

例えば「体温を上げるよりも脂肪の合成に使われるエネルギーの方が多い」といったこともその要因の1つです。
エネルギーがどう消費されるかは、ホルモンによって自動的にコントロールされているため、私たちが意識的にコントロールできるのは運動によるエネルギー消費だけとなります。

脂肪の蓄積にこれぐらい、新しい骨の形成にはこれくらいのエネルギーを振り分けようと自分で決める事はできないですよね?

こうした代謝過程は計測することができないため、ホルモンによって使われるエネルギーは比較的一定していると考えられてしまっています
つまり、私たちはこの摂取カロリーと消費カロリーを独立変数だと消去法的に思い込んでいるに過ぎないんです。

摂取カロリーと消費カロリーを独立変数ではない?

わかりやすいように例を挙げてみると
1年に稼ぐお金(収入)と使うお金(支出)で考えてみましょう♪

一年に500万円稼ぎ、500万円使っているとします。
もし収入が年間100万円減ったら支出はどうしますか?

毎年5,00万円使い続けるでしょうか?

きっとおそらくすぐに破産してしまうような事はせず、代わりに年間の支出額を100万円抑えて、予算のバランスを取ろうとするはずです。
この場合、収入と支出は一方の減少がもう一方の現象を直接引き起こす「従属変数」だといえます。

この理屈を肥満にも当てはめてみると、摂取カロリーを減らして減量できるのは、消費カロリーが変わらない場合だけと言うことになります。

しかし実際は摂取カロリーを急激に減らすと、体はエネルギーの収支のバランスを取ろうとして、消費カロリーを急激に減らすだけで、体重の減少には直接つながらないんです。

摂取カロリーを減らすと消費カロリーを減る?

ある研究では、総エネルギー摂取量を30%カロリー制限をすると、消費カロリーもほぼ同じ30%減少すると言う結果になりました。
つまりエネルギーの収支バランスは常に保たれていると言うことになります。

そして体の機能は30%のエネルギー削減を余儀なくされた体では、このような変化が生じました。

・体温めるために必要なカロリーが少なくなると、体温が下がる。
 結果:常に寒さを覚える
・心臓が血液を送り出すために必要なカロリーが少なくなると、ポンプ機能が弱くなる。
 結果:心拍数と1回拍出量が減る
・血圧を保つために必要なカロリーが少なくなると、体を血圧を下げようとする。
 結果:血圧が過度に下がる
・活発な脳の代謝に必要なカロリーが少なくなると、認知機能が弱くなる。
 結果:倦怠感を覚え集中力が欠如する
・体動かすのに必要なカロリーが少なくなると、動けなくなる。
 結果:身体活動が不活発になる。
・髪や爪の生成に必要なカロリーが少なくなると、髪や爪が生え変わらなくなる。
 結果:爪が割れ髪が抜ける

以上を見てわかるように、カロリー制限をすると、それに反応して代謝活動がすぐに減り、その現象がいつ終わるともなく続いてしまうんです。

基礎代謝率はカロリー制限をした段階で減少していきます。

これはいたってシンプルな自然の摂理で、体はカロリー不足で餓死したくないため、カロリー摂取を減らせば、私たちの意思とは関係なく基礎代謝率を落としてバランスをとるようになります。
減少させたカロリー摂取量に見合った分だけ基礎代謝率を減少させて、体重を減らさないようにするメカニズムが体に備わっているだけです。

摂取カロリーを減らすと、消費カロリーも必然的に減ってしまうので、「摂取カロリーを減らせば体重が減る」と言う理論の根幹となる仮定条件がそもそも間違っていたと言うことです。
つまり食事制限をしてもその分消費カロリーも減ってしまうため、カロリー制限では意味がないということなんです

まとめ

今回カロリー制限した時の消費カロリーの配分についてみていきましたがいかがだったでしょうか?

私が経験し、学んだ、やり方やコツについてお伝えし、微力ながらあなたを一生懸命サポートしますので、一緒に頑張っていきましょう!

ダイエットが決して辛いものではなく「なりたい自分になるためのワクワクする事」になれるよう、是非ダイエットを楽しんでください!
何事も楽しまなくてはもったいないですよね!!!

あなたが行動することは「やらなくてはいけないこと」ではなくて「やりたいこと」でありますように♡😊

Enjoy Diet🍏

最後まで見てくださりありがとうございました。
以上薬剤師θさぷりんでした🌸