ダイエット理論

カロリー制限理論の5つの間違った仮説とは!?

みなさんこんにちは
薬剤師θさぷりんです🌸
今回カロリー制限理論の5つの間違った仮説についてお話ししたいと思います😊

カロリー制限理論の5つの間違った仮説

昔から肥満になる原因は「摂取したカロリーが消費カロリーより大きいせい」だとされてきました。
そして、人の体重は次のような簡単な方式で予測できると考えられていました。
「摂取カロリー」ー「消費カロリー」=+体脂肪になるor-脂肪燃焼

じつはこの方式は、とてもシンプルで感覚的にわかりやすい考え方ですが、それだけに危険です。
というのも私たちの体はこんな簡単な計算式で表せず、複雑で神秘的です!

しかしこの間違った理論に基づいて間違った仮説が数多く導かれてしまっています。
肥満に関するカロリー制限理論は以下の5つの間違った仮説に基づいます。

①間違った仮説その1:摂取カロリーと消費カロリーは独立した関係にある
②間違った仮説其その2:基礎代謝率は一定である
③間違った仮説その3:人間は摂取カロリーを意識的にコントロールしている
④間違った仮説その4:脂肪の蓄積は基本的に調節できない
⑤間違った仮説5:どんな食品で取ろうとカロリーはカロリー

一つづつ見ていきましょう

①間違った仮説その1:摂取カロリーと消費カロリーは独立した関係にある

肥満に関するカロリー制限理論の一つ目は「摂取カロリーと消費カロリーは独立した関係にある」というものがあります。

そもそも摂取カロリーと消費カロリーは、互いに厳密に従属する変数(互いに影響しあっている)です。
摂取カロリーを30%減らすと消費カロリーも30%減少するといったように、摂取カロリーの減少は消費カロリーの減少を招くんです。

結果的に人間の体重の減少は最小限にとどまるようにできています。

②間違った仮説其その2:基礎代謝率は一定である

肥満に関するカロリー制限理論の二つ目は「基礎代謝率は一定である」というものがあります。

私たちは摂取カロリーの事は気にするくせに、運動以外で消費されるカロリーの事はほとんど考えません。
摂取カロリーを計算するのは簡単にできますが、体全体のエネルギー消費量の計算は複雑です。

なので運動以外で消費されるエネルギーは、常に一定であると言うわかりやすい仮説が生まれてしまいましたが、これは完全に間違いです。

基礎代謝量、食事による熱発生効果、非運動性熱産生、運動後過剰酸素消費量、運動によって消費されたものを全て足し合わせたものが総エネルギー消費量です。
この数値は摂取カロリーやその他の要因で人によっては50%も前後すると言われています。

③間違った仮説その3:人間は摂取カロリーを意識的にコントロールしている

肥満に関するカロリー制限理論の三つ目は「人間は摂取カロリーを意識的にコントロールしているというものがあります。

食べると言う行為は意図的に行われます。
私たちは自らの意思で食べることを選択しているのであって、空腹だから食べるというのはごく限られた場合だけだと思っているかもしれませんが、実際には複雑に絡み合うホルモンがいつ食べ始めいつ食べるのかを決めているんです。

私たちは主にホルモンによって出される空腹の際に反応して意識的に食べることを決定し、ホルモンから満腹のサインが出されたときに意識的に食べるのをやめます。

いつ食べるか食べないかは主にホルモンによって決定されています。

人間の体には食べることを決定するための複雑なホルモンの仕組みがあります。
体脂肪の調節は呼吸と同じように無意識に行われ、こうしたコントロールが可能なのはホメオスタシス(恒常性維持機能)があるためです。

そしてホルモンが摂取カロリーと消費カロリーをコントロールしているのなら、肥満はカロリーの取りすぎではなく、ホルモンの異常によって引き起こされるものであると考えるべきです。

④間違った仮説その4:脂肪の蓄積は基本的に調節できない

肥満に関するカロリー制限理論の四つ目は「脂肪の蓄積は基本的に調節できないというものがあります。

そもそも体内のシステムは、すべてホルモンの働きによって調節されています。
身長の高さは成長ホルモンによって決まり、生殖機能の成熟を司っているのは、テストステロンやエストロゲンといったホルモンです。
血糖値はインスリングルカゴンなどの働きにより、体温は甲状腺刺激ホルモンや遊離
サイロキシンによって調節される…
といったように、人間の体内では数え切れないほどのホルモンが働いています。

しかし「脂肪細胞の増殖は基本的に調節することができない」と私たちは思っていました。
食べればそれだけ脂肪が増える、過剰に摂取されたカロリーは全て鍵の壊れたドアのように脂肪細胞に入っていってしまう、そして脂肪細胞にカロリーがチャージされることで体が太りだすと信じ込んでいました。

しかしこの仮説は間違っていることがすでに証明されています。

体脂肪の増加を調節するホルモンが新たにいくつも確認されています。

中でもよく知られているのは脂肪の増加を調節するレプチンです。
アディポネクチン、ホルモン感受性リパーゼ、リポタンパク質リパーゼ、脂肪組織トリグリセリドリパーゼなども体内の脂肪途絶する重要な働きをすることがわかっています。
(脂肪を溜め込むよう促すホルモンがいくつもあると言う事)

つまり脂肪の増加がホルモンで調節されているなら、肥満はカロリーの取りすぎではなく、ホルモンの異常により引き起こされるものであると言い切れるんです。

⑤間違った仮説5:どんな食品で取ろうとカロリーはカロリー

肥満に関するカロリー制限理論の五つ目は「どんな食品で取ろうとカロリーはカロリーというものがあります。

確かにどんな食品で取ろうとカロリーはカロリーなのですが、犬は犬である机は机であると言うのと同じことです。
と言うのも犬は犬であることに間違いは無いのですが、犬にも机にもたくさんの種類があります。
ここで本当に問題となるのは、すべてのカロリーが同じように脂肪を増やす原因であるかどうかと言うことです。

どんなカロリーもカロリーだと言ってしまうと体重の増加に影響する重大な唯一の変数が、カロリーの摂取量であることを暗に示すことになり、どんな食べ物でもそのカロリーこそが問題だと言うことになってしまいます。

しかしオリーヴ油のカロリーは砂糖のカロリーと同じような代謝応答を促すわけではありません。
この2つの食品にはわかりやすい重要な違いがいくつもあります。

砂糖は血液中のグルコースの濃度を高め、膵臓にインスリンの分泌を促しますが(インスリンの主な役割は血中の糖濃度を調節すること)オリーヴ油を摂取してもそうはなりません。
オリーヴ油が小腸から吸収されて肝臓に運ばれても血液中のグルコースやインスリンが増える事は無いからです。

つまりこの2つは全く異なる代謝やホルモン反応を引き起こすんです。

まとめ

今回挙げた5つの仮説、体重を減らすにはカロリー制限をするのが良いとされる根拠となってしまった仮説はどれも間違いであることが証明されています。
すべてのカロリーが同じように体重増加の原因になるわけではないと言うことがわかりました。

①間違った仮説その1
摂取カロリーと消費カロリーは独立した関係にある

→ホルモン理論ではなぜ摂取カロリーと消費カロリーが密接に関わり合っているのかがしっかりと解明されている

②間違った仮説其その2
基礎代謝率は一定である

→ホルモン理論では体重を増やしたり減らしたりするために、ホルモンが信号を出して基礎代謝率を調節していることが解明されている。

③間違った仮説その3
人間は摂取カロリーを意識的にコントロールしている

→ホルモン理論では、ホルモンあるいは満腹ホルモンが人間の意思とは離れたところで食べるかどうかを決めるのに主要な役割を担っていることが解明されている。

④間違った仮説その4
脂肪の蓄積は基本的に調節できない

→ホルモン理論では脂肪の蓄積は体の他のシステムと同じように、食べたものや運動量の変化に応じてしっかりと調節されていることが解明されている。

⑤間違った仮説その5
どんな食品で取ろうとカロリーはカロリー

→ホルモン理論では何によってカロリーを取るかで代謝作用が変わってくることが解明されている。
体温を維持するために使われるカロリーもあれば脂肪として蓄積されるカロリーもある。

私が経験し、学んだ、やり方やコツについてお伝えし、微力ながらあなたを一生懸命サポートしますので、一緒に頑張っていきましょう!

ダイエットが決して辛いものではなく「なりたい自分になるためのワクワクする事」になれるよう、是非ダイエットを楽しんでください!
何事も楽しまなくてはもったいないですよね!!!

あなたが行動することは「やらなくてはいけないこと」ではなくて「やりたいこと」でありますように♡😊

Enjoy Diet🍏

最後まで見てくださりありがとうございました。
以上薬剤師θさぷりんでした🌸