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体を温めると病気は治る?①体を冷やす6つの習慣とは?

みなさんこんにちは
薬剤師θさぷりんです🌸
今回は「体を冷やす習慣」についてお話ししたいと思います。

体を温めると病気は治る?

冷え=体温低下が生じると体の全細胞臓器の代謝が悪くなります。
心臓、血管系の働きも低下し、血液の流れが悪くなります。

体表を走る静脈系の小血管の血液の流れの滞りとして表れてきて、これが東洋医学でいう瘀血(おけつ)という状態です。

現在日本人の体温がどんどん低くなっており、低体温から来る「硬くなる病気」(がん、血栓= 脳梗塞や心筋梗塞、膠原病)や「水の病気」(アレルギー=喘息、湿疹、鼻炎など)、 「燃えない病気」(糖尿病、脂肪肝、高脂血症) などが蔓延しています。

熱はどこから生まれる?

私たちの体を温めている熱とはどこから生まれてくるのでしょうか?
それは食べ物からです。
というのも熱は私たちが口に入れた食物の化学エネルギーが体内で変化して産生されています。

体内に取り込まれた(炭水化物を分解)、アミノ酸(タンパク質を分解)、遊離脂肪酸(脂質を分解)などのエネルギー基質は、各細胞の中のミトコンドリアと言う小器官内のクエン酸回路で酸化されてエネルギーを生産します。

このエネルギーは骨格筋の収縮や生体の働きの維持に利用されます。
これら体内の各細胞、組織、器官の働きの結果、熱が産生され、体温の維持に働くことになります。

体のどこで熱が生まれる?

体のどこから熱は生まれるのか?(安静時
骨格筋22%
肝臓20%
脳18%
心臓11%
腎臓7%
皮膚5%
その他17%

このように安静時の部位別産熱量は、 体重の半分の重量もある骨格筋が1番多いが、体重の0.5%ほどしかない心臓が約11%も占めており、 いかに心臓の産熱量が多いかが分かります。
肝臓も体重の2〜3%の重量しかないが産熱量は20%にも及びます。

しかし安静時でなく、体動かしたときは、筋肉からの産熱量の割合は筋肉質の人の場合では80%近くまで上昇します。

体温を上昇させ、冷えを解消し、病気を予防するには、筋肉運動がいかに大切かが推測できます。

知らず知らず体を冷やしている6つの原因

私たちの体にはこのようなメカニズムが備わっているのにかかわらず、なぜ現代人の体温は下がってしまうのでしょうか?

大きく分けて以下の6つの要因が考えられます。
①筋肉不足
②夏型の暮らしを一年中することと冷房の悪影響
③ストレスで血行を悪くしている
④入浴方法が悪い
⑤食べ物・食べ方で体を冷やしてしまう
⑥薬(化学薬品)のとり過ぎ

一つずつ見てみましょう!

①筋肉不足

運動不足、つまり筋肉運動の低下が産熱量の低下をもたらすことが推測できます。

人間の筋肉の70%以上は腰より下に存在しているので、よく歩くことや下肢を使うスポーツが大切なことも理解できますね。

足の裏は第二の心臓とも言われますし、下肢の運動により筋肉の収縮と弛緩が十分に行われると血液の心臓への還流も良くなります。
その結果全身の血流が良くなり、体の全細胞組織の代謝が促進され体温が上昇されます。
よって下肢を使った運動は体温の上昇に極めて大切で、逆に下肢を動かさないと体が冷えてくると言うことになります。

家電製品(洗濯機掃除機)の普及や交通機関の発達で慢性的な運動不足になったことも体の冷えに拍車をかける要因です。

②夏型の暮らしを一年中することと冷房の悪影響

現代社会では、一年中、電車やバス車などの乗り物の中、オフィスやデパートの中、それに自宅の中までクーラーが効いていますよね?

そもそも夏は人間の体の基礎代謝が低下し、産熱しにくい状態にあります。
これは暑さをしのぐためです。

アイスクリーム、ビール、氷菓子、生野菜など体を冷やす食べ物を多くとり、食べ物からも体を冷やし、暑い夏を乗り越えようとするのが昔から伝わる生活の知恵であったわけです。
夏には体を冷やすための体の生理作用や生活習慣が備わっていると言うことです。

その上に、現代文明生活ではクーラーが加わり、体の冷えに拍車をかけるので、現代人に体温低下が起こるのはむしろ当然といえます。

③ストレスで血行を悪くしている

現代文明社会はストレス社会と言われています。

ストレスがかかると緊張のホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が高まり、血管が収縮して血行が悪くなり、やがて体温が低下してきます。

逆にあまりにストレスのないぼーっとした状態では、脳の血流が悪くなり脳での産熱量が低下して、体温の低下を招くことになります。
なのでストレスはほどほどにあった方が良いと言えそうです。

④入浴方法が悪い

現代社会は、夏になると湯煎にしっかりつからずに、シャワーだけで入浴を済ませることが多くなっていした。
これも低体温化の一因です。

湯船にきちんと入る入浴は、全身の血流を良くして全臓器・細胞の新陳代謝を促進し、体温を上昇させます。
また発汗や排尿を増やして冷えの一因となる体内の余分な水分を排出し、さらなる体温上昇を促してくれます。

⑤食べ物・食べ方で体を冷やしてしまう

食べるもの選びを誤っていることも体温を下げている原因です。
大きく分けて4つの原因が考えられます。
食べ過ぎ
・体を冷やす食べ物
・塩分制限の悪影響
・水分の取り過ぎ

関連記事:体を温めると病気は治る②体温を下げる食べ物・食べ方とは?

⑥薬(化学薬品=冷やす)のとり過ぎ

化学薬品は甲状腺ホルモン剤を除けば、ほとんどが体を冷やすと考えていいと思います。
その最たるものが解熱剤です。

鎮痛・解熱剤に限らず、ほとんどの化学薬品は体を冷やします。
なので高血圧や糖尿病などの慢性疾患のため、ただ漫然と長期に化学薬品を服用する事は体を冷やし、そのことが様々な病気の下地になることもあると言うことを忘れないでくださいね😢

まとめ

今回「体を冷やす習慣」について見てきましたがいかがだたでしょうか?
次回は体を温める方法について見ていきたいと思います♪

ぜひ「医師にも薬にも頼らず、自然の流れに沿って心と体を美しく整え、真に豊かな暮らし」を大いに楽しんでもらえたらと思います♡

皆様の心と体が軽くなり、幸せな人生を送れることを願っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
今日もハッピーな1日をお過ごしください😊

以上薬剤師θさぷりんでした🌸