みなさんこんにちは♪
薬剤師θさぷりんです🌸
今回『日本食「まごわやさしいこ」で健康に!』についてお話ししたいと思います。
日本食「まごわやさしいこ」で健康に!
皆さん「まごわやさしいこ」という言葉をご存知ですか?
この7文字は、「取り入れることで健康的な食生活を送ることができる食材の頭文字」を語呂合わせにしたものなんです。
そこで皆さんはどんな食事を毎日摂っているでしょうか?
食の欧米化によりパスタやパンなどを主食にする方が大勢いるのかなと思います。
また、ケトジェニックダイエット、パレスダイエット、地中海料理などが流行り、ステーキやチーズなどタンパク質中心の食事の方も多くいらっしゃると思います。
私もパスタやパンです♪
しかし日本人の腸は欧米人より長いため、欧米の方の食事は体質的に合わないんです。
また、歯の形から人間は本来、肉食動物ではなく雑穀動物と考えられています。
また小麦に含まれるグルテンが体に毒であるため、グルテンフリーが流行り、
地球環境、畜産産業の飼育環境の件などが話題となり、ヴィーガンを支持する働きが出てきました。
※小麦を多く含む食材はパン、パスタ、うどんなど、玄米はグルテンは含まれていません。
そこで私たち日本古来の和食をもう一度見直していくべきなんではないかと思うようになりました。
そこで!飽食で健康的な食生活を見逃しがちな現代の食生活に推奨されるのが
この「まごわやさしいこ」という合言葉なのです。
まごわやさしいこは何の食材の頭文字?
「まごわやさしいこ」とは、日本の伝統的な食材の頭文字を合わせた合言葉です。
ま:豆類(大豆、あずき、えんどう豆など)
ご:種実類(ゴマ、ナッツ、クルミ、アーモンドなど)
わ:海藻類(わかめ、昆布、海苔など)
や:野菜(ほうれん草、キャベツなど)
さ:魚介類(魚・特に小型の青魚、エビ、貝など)
し:菌類(椎茸、しめじ、舞茸など)
い:いも類(里芋、ジャガイモ、さつまいもなどの芋類、根菜類)
こ:酵素「発酵食品、生のもの」(みそ、納豆、漬物、生野菜、果物など)と米類(玄米、雑穀米)
手軽にいろいろなものが手に入る現代では、食の欧米化がどんどん進み、食生活も乱れがちという方も多くなってきました。
そんな現代ですが、この合言葉「まごわやさしいこ」を意識することで、食生活を改善することができるかもしれません。
一つ一つみてみましょう!
ま:豆類(大豆、あずき、えんどう豆など)
「まごわやさしいこ」の「ま」は、豆類を表しています。
「畑の肉」とも言われている大豆をはじめ、豆類には良質なたんぱく質とミネラルが豊富に含まれています。
1日に推奨される摂取量は、豆腐なら約1/3丁、納豆であれば約1パックです。
その他にも、小豆や黒豆、油揚げ、高野豆腐も「ま」に含まれます。
ご:種実類(ゴマ、ナッツ、クルミ、アーモンドなど)
「まごわやさしいこ」の「ご」は、ごまを代表とする種実類を表しています。
この中には、アーモンドや栗、ぎんなん、ピーナッツなども含まれます。
特にごまにはたんぱく質と脂質、ミネラルがたっぷりと含まれており、抗酸化作用があると言われています。
ごま和えやピーナッツ和えなどは普段の食事にも取り込みやすいですね!
わ:海藻類(わかめ、昆布、海苔など)
「まごわやさしいこ」の「わ」は、わかめなどの海藻類を表しています。
わかめ、ひじき、昆布、もずくなどの海藻類はカルシウムなどのミネラルを多く含みます。酢や油との相性もよく、一緒に食べることで栄養素を効率良く摂取できます。
や:野菜(ほうれん草、キャベツなど)
「まごわやさしいこ」の「や」は、野菜を表しています。
野菜はビタミン類やミネラルが多く含まれており、言うまでもなく積極的に摂りたい食材です!
特に、色の濃い野菜は緑黄色野菜と言われ、1日に120gほどの摂取が推奨されています。炒めたり煮たりすることでかさが減り、たくさんの野菜を食べることができるので、調理方法も工夫したいですね。
さ:魚介類(魚・特に小型の青魚、エビ、貝など)
「まごわやさしいこ」の「さ」は、魚を代表とする魚介類を表しています。
そのなかでも特に青魚は血中のコレステロールを減らす働きが期待されている他、疲労回復効果があるといわれています。
肉をメインとするメニューが増えてきている現代ですが、1週間に3食以上は魚を食べることがおすすめですよ!
し:菌類(椎茸、しめじ、舞茸など)
「まごわやさしいこ」の「し」は、しいたけをはじめとしたきのこ類(菌類)を表しています。
きのこ類はビタミン類のなかでも、特にビタミンDが豊富で、カルシウムを骨に定着させるのに効果が期待されています。
他にもたくさんのミネラルを含んでいるので、積極的に摂取したい食材です。
い:いも類(里芋、ジャガイモ、さつまいもなどの芋類、根菜類
「まごわやさしいこ」の「い」は、芋類を表しています。
じゃがいもやさつまいも、里芋、山芋など多くの種類がある芋類ですが、どれもビタミン類や食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果が期待できます。
こ:酵素「発酵食品、生のもの」(みそ、納豆、漬物、生野菜、果物など)と米類(玄米、雑穀米)
最後の「まごわやさしいこ」の「こ」は、酵素と米類を表しています。
酵素が多く含まれる発酵食品はお味噌、納豆、漬物などがあり、腸整作用もありおすすめです。
お味噌汁は毎日飲みたいものですね♡
また酵素には生野菜や果物に多く含まれます。
焼き魚の上に大根おろしをのせたり、食後のデザートにフルーツを摂るのもいいですね♪
そして米類は白米ではなく玄米、雑穀米はミネラルが豊富のためおススメです。
まとめ
今回「日本食「まごわやさしいこ」で健康に!」について見てきましたがいかがだったでしょうか?
すべての食事を日本食に変えなくても
朝ごはんだけはパンではなく、玄米と味噌汁と漬物にしてみよう!
週に3回だけはお肉じゃなくてお魚にしよう🐟
発酵食品と取り入れてみよう!
ケーキをやめてイチゴにしてみよう🍓
など
無理のない範囲で楽しみながら取り入れていってもらえたらと思います😊
あっ!あとあと!
野菜やお魚などその季節季節で旬の食材がありますよね?
二十四節気に合わせてHPで発信していくのでcheckしてもらえたら嬉しいです♪
このブログを読んで「医師にも薬にも頼らず、自然の流れに沿って心と体を美しく整え、真に豊かな暮らし」を大いに楽しんでもらえたら嬉しいです♡