DIET

糖質だけでなくタンパク質もインスリンを分泌させる?🍏


みなさんこんにちは
薬剤師@さぷりんです🍎

今回 タンパク質もインスリンを分泌させる?についてみていきたいと思います。

糖質だけでなくタンパク質でもインスリンは分泌される?

大前提に「インスリン」が肥満ホルモンであり体重の増加を招きます。

なので精製された炭水化物を減らせば、血糖値もインスリン値も下がります。
インスリンの分泌がされないように糖質を控えれば、痩せられると言うのが糖質制限の考えです。

ところが血糖値の上昇とは別に、インスリンを分泌させる仕組みがあるんです。
そもそもどの食べ物食べてもインスリンの分泌が促されるんです。

タンパク質は血糖値を上げないので、インスリン値も上げないと考えられていましたが、この考えは根本的に間違っていることがわかりました。
実は、血糖値とは無関係にインスリン値は上昇するんです!

確かに炭水化物の場合血糖値とインスリン値には高い関連性があります。
しかし全般的には、血糖がインスリン反応の変化に寄与する割合はわずか23%です。
そしてインスリン反応のほとんど77%は血糖とは関係がありません。

血糖ではなくインスリンこそが体重が増える原因であり、それによって全てが変わってきます。
血糖反応を比較することができても、インスリン反応を比較できるとは限りません。
最終的に問題なのはインスリン反応なんです。

ではインスリン反応を決める要因は血糖の他に何があるのでしょうか?
それは①インクレチンと②頭相です。

食べ物が消化管に入ってきた刺激で分泌される「①インクレチン」

インクレチンは食べ物が消化管に入ってきた刺激で分泌されます。
このインクレチンと言うホルモンが膵臓に働き、インスリン分泌を刺激することがわかっています。

そして食べ物が消化に入ること自体によって起こるインクレチンの作用の方が、血糖値の上昇による刺激よりもインスリン分泌に関しては大きな要因になっているんです。

ただ炭水化物だけではなく、ほとんどすべての食物がインクレチンの放出を刺激しインスリンの分泌刺激になります。
純粋な脂肪のみが例外

タンパク質でもかなりのインスリン分泌刺激があることが確認されています。
カロリーゼロの栄養のない甘味料でさえインスリンの分泌を刺激します。

例えばサッカリンは22%インスリンレベルを高めると言うことでした。

タンパク質を食べた時は血糖値は上がりませんので、それで血糖値を下げる働きのあるインスリンが分泌されれば、低血糖になってしまうと思うかもしれません。
しかしそうならないように、血糖を上げる働きのあるグルカゴンも同時にインクレチンの働きで分泌され、血糖値が下がらない仕組みになっています。

食べ物を見ただけで太ろうとする「②頭相」

「頭相」と呼ばれる、”視覚や嗅覚、味覚によって反射的に起こる胃液の分泌”もインスリンの分泌を促す経路です。

こうした経路が発見されたことにより、炭水化物だけではなく、すべての食べ物がインスリンの分泌を促すことがわかってきました。

つまりどんな食べ物でも太るということです。
つまり高タンパク質の食物でも太る、ただし太るのはそのカロリーが原因ではなく、インスリンの分泌を促す効果によるものです。

タンパク質もインスリンを分泌させるなら糖質制限は意味がない?

ここで疑問に思うことが浮かびます。

それは、炭水化物だけがインスリンの分泌を促すものでないとするならば、あるいは炭水化物がインスリンの分泌を最も促すものでないならば、炭水化物摂取を制限するのは思ったほど有益では無いのかなあと…
インスリンの分泌を促す炭水化物をインスリンの分泌を促すタンパク質に置き換えるところで効果はないかもしれません。

タンパク質はインスリンを分泌させるが太りにくい?

ただし「タンパク質もインスリンを分泌させるからといって、単順にタンパク質も糖質と同じように人を太らせるか?」というと、その点は違います。
肉を食べた場合、同時に分泌されるグルカゴンの働きや、食事の後の満足感を与えるホルモンの働きが持続することや、食事自体によるエネルギー消費が比較的多いことなどもあり、糖質よりはずっと太りにくいので、糖質中心から肉中心の食事に切り替えた場合など体重減少効果はかなりあります。

タンパク質は血糖値の上昇は糖質に比べてわずかですし、過剰に摂りすぎなければ太る原因とはなりにくく、栄養的にも優れているとなれば問題はあまりないように思います。

タンパク質のインスリン反応は食物によって大きく変化します。
野菜に含まれるタンパク質は、インスリン値をわずかしかあげませんが、ホエイプロテインや肉魚介類は多量のインスリン分泌を促します。

インクレチンのインスリン分泌以外の働きがある?

では乳製品や肉は太るもとなのでしょうか?
この問いに答えるのは難しく、インクレチンホルモンには様々な働きがあり、インスリンの分泌を促す働きはその1つに過ぎないからなんです。

インクレチンホルモンは2種類

消化管は単に食物の吸収と排泄を担う機関ではなく、その神経細胞、受容体、ホルモン、機能はさながら第二の脳と言われています。
インクレチンホルモンは2種類あり、「グルカゴン様ペプチド」(GL Pー1)と「グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド」(GI P)があります。

インクレチンは食べ物に反応して胃や小腸から分泌されます。
そして「グルカゴン様ペプチド」(GL Pー1)と「グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド」(GI P)は、膵臓からのインスリン分泌を増加させます。

GLPー1が腹持ちを調節する

インクレチンは満腹感にも大きな影響を与えています。

インクレチンホルモンは胃内容物の排出において重要な役割を担っています。
通常、胃は食べ物を溜め、胃酸と混ぜ合わせてからゆっくりと内容物を腸に送り出します。

そんな中GLPー1は胃が内容物を排出するのを遅らせる作用があります。
すると栄養素が吸収されるスピードも遅くなり、結果的に血糖値とインスリン値を低くすることができます。

さらにこの効果により「お腹がいっぱいである」と言う満腹の感覚も生み出されます。

つまりインクレチンホルモンは正反対の2つの効果を生むと言うことになります。
インスリンの分泌量の増加を招き、それが体重の増加につながるが、満腹感が増すことでそれが抑制される。
こうした正反対の2つの効果、「インスリンが体重の増加を招く、しかし満腹感を覚えることで体重の減少につながる」を持っているわけです。

脂質はインスリンの分泌をしにくい?

ちなみに、脂質はインスリンの分泌を促す効果が最も弱いと言われています。
脂質をたくさんとるにつれてインスリン反応が高くなると言う事はありません。
脂質のカロリーは高いですが、炭水化物やタンパク質のほどインスリンが分泌を促す事は無いんです。

なので糖質制限を行うと脂質を摂る割合が増えるので効果があるのかもしれません。

血糖コントロールはインスリン抵抗性が関係している?

ここまでみてきて、糖質以外の食品でもインスリンが分泌されると言う事は、糖質制限だけでインスリンのバランスをコントロールすることが難しいことがわかります。

タンパク質でもインスリンが分泌されていることを意識することがなぜ重要なのか?
それはインスリン抵抗性の問題があるからなんです。
インスリン抵抗性はダイエットにおいてとても重要なことなんですが、インスリン抵抗性を改善するためには食べない時間を作ることが必要なことがわかっていただけたかと思います。

まとめ

今回糖質だけではなくタンパク質もインスリンの分泌を促すことがわかりました。

しかし満足感を与える効果もあるため、結果的に糖質に比べたらタンパク質のほうがダイエットにおいては摂取した方がいい栄養素であることがわかります。

また、タンパク質と脂質には必須栄養素がありますが、炭水化物にはないので、タンパク質を優先した方がいいです。

しかし、タンパク質と炭水化物どちらを食べるのかという問いにはタンパク質を摂るべきですが、お腹がすいていないときは無理して食べる必要がないということも言えます。

なぜなら、タンパク質も炭水化物同様、インスリン分泌を引き起こすからです。

自分の体と話し合って無理せず行っていってくださいね♡

最後まで見てくださりありがとうございました!
私が経験し、学んだ、ダイエットのやり方やコツについてお伝えし、微力ながらあなたを一生懸命サポートしますので、一緒に頑張っていきましょう!

ダイエットが決して辛いものではなく「なりたい自分になるためのワクワクする事」になれるよう、是非ダイエットを楽しんでもらえたら嬉しいです♡

私が発信しているEDEN式ダイエットを下記の記事でまとめました!

ぜひ読んでください:EDEN式(エデン式)ダイエット方法【まとめ】

Enjoy Diet🍏あなたが行動することは「やらなくてはいけないこと」「やるべきこと」ではなくて「やりたいこと」でありますように😊
以上薬剤師@さぷりんでした◡̈♥︎