みなさんこんにちは
薬剤師@さぷりんです🍎
今回「脂肪を燃焼するメカニズムから見た、脂肪を燃焼する5つの方法についてみていきたいと思います。
この記事を読んで、脂肪の燃焼を促進するための方法について知り、ダイエットを効率的に進めていってくださいね♡
中性脂肪から体脂肪を合成する流れ
脂肪を分解するメカニズムの話をする前に中性脂肪から体脂肪へと合成される流れについてみていきたいと思います。
そもそも中性脂肪とは、脂肪酸(酸性)とグリセロール(アルカリ性)が結合したもの。
そして、中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解する酵素をリパーゼといいます。
食事の中にある中性脂肪が体内に入ると、消化酵素のリパーゼによって脂肪酸とグリセロールに分解され、血液中に流れ出します。
血液中の脂肪酸とグリセーロールが再度結びつくと、中性脂肪になります。
そして、体内でくっついた中性脂肪がリポタンパクリパーゼによって再び分解されると、このうち脂肪酸が体脂肪の中にあるグリセロールと結合すると体脂肪になります。
なので、この中のどこかの動きを止めてあげれば体脂肪はできないということです。
体脂肪が分解される流れ
中性脂肪が体脂肪になる仕組みはわかりましたが、次は体の中に蓄えられた体脂肪が分解される流れについてみていきましょう。
体脂肪内の中性脂肪にホルモン感受性リパーゼが働くと、体脂肪から脂肪酸が飛び出します。
この脂肪酸がミトコンドリアに運ばれ電子伝達系に入ると、ATPや二酸化炭素、水に分解されます。
インスリンと体脂肪の関係について
ここでインスリンと体脂肪の関係についてお話しします。
インスリンは体の中に入ってきた栄養素を細胞の中に取り込む働きをしています。
そして、リポタンパクリパーゼは、インスリンが分泌されると働きます。
つまりインスリンは、リポタンパクリパーゼを活性化して、脂肪細胞への脂肪酸の取り込みを促進してしまうんです。
インスリンには、中性脂肪を脂肪細胞に運ぶ役割があるとも言えます。
そして逆に体脂肪を分解してくれるホルモン感受性リパーゼの働きをインスリンが下げる役割を持っています。
つまりインスリンが多いと体脂肪の分解も悪くなってしまうということなんです。
そのためローカーボダイエットでは、インスリンの働きを抑えることで体脂肪の合成を防いで分解を促進します。
インスリンの働きを抑える安定させることによって、脂肪の合成も分解うまくいくようにする。
これがローカーボダイエットで脂肪がうまく燃えていく理由です。
脂肪燃焼を促進するための方法
最後に脂肪の燃焼を促進するための方法についてみていきたいと思います。
①トレーニングをする
脂肪の燃焼を促進するための方法一つ目にトレーニングをすることです。
成長ホルモンや男性ホルモンが多いと、ホルモン感受性リパーゼの働きが活発になり、脂肪分解が促進されます。
成長ホルモンや男性ホルモンはトレーニングによって分泌されます。
なのでトレーニングによって成長ホルモンが増えたり男性ホルモンが増えたりすると、脂肪をカロリーとして燃焼するだけではなくてホルモン感受性リパーゼの働きも活発にして脂肪の分解を進めていくということになります。
成長ホルモンや男性ホルモンを分泌するには、トレーニングが有効です。
②カフェインやカプサイシンを取る
またカフェインもカプサイシン(唐辛子に含まれる)にも、ホルモン感受性リパーゼを活発にします。
カフェインやカプサイシンを取ることによって、脂肪分解を促進する効果があります。
なのでトレーニング前にカフェインやカプサイシンを取るとトレーニング効率が上がります。
③カルニチン
カフェインやカプサイシンによって脂肪が分解されても、ここからうまく電子伝達系に行き、二酸化炭素と水、ATPにならないといけませんよね?
脂肪が分解されても、電子伝達系でATPや二酸化炭素、水に分解されなければ脂肪の燃焼には繋がりません。
そのためには、ミトコンドリアに脂肪酸を運び込むためのカルニチンが重要。
脂肪酸がミトコンドリアに入る時に使われる酵素をカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)といいます。
CPTという酵素があることによって、脂肪酸が上手くミトコンドリアに運ばれて行きます。
そしてCPTはカルニチンがないとうまく作られません。
カルニチンは体内で合成されるのですが、合成するにはリジンとビタミンCが必要になります。
これらの栄養素が不足していたり、加齢によってカルニチンの合成能力が低下したりすると、脂肪が燃焼しにくくなってしまいます。
④CoQ10
また電子伝達系においては、CoQ10も重要になります。
CoQ10も体内で合成できますが、加齢とともに合成能力が弱まります。
なのでカルニチンやCoQ10をサプリで摂取するようにしてみるのも一つの手かもしれません。
これら流れがうまくいって脂肪のエネルギー化が進みます。
⑤水
また水が不足していると、体内における様々な反応が起こりにくく、体脂肪を燃焼しにくくなります。
なのでぜひ水も積極的に摂取してくださいね。
まとめ
今回脂肪を燃焼するメカニズムから脂肪を燃焼する5つの方法についてみてきました。
栄養素を不足させないようにすることが脂肪をうまく燃焼させるために必要なことでもあります。
最後まで見てくださりありがとうございました!
私が経験し、学んだ、ダイエットのやり方やコツについてお伝えし、微力ながらあなたを一生懸命サポートしますので、一緒に頑張っていきましょう!
ダイエットが決して辛いものではなく「なりたい自分になるためのワクワクする事」になれるよう、是非ダイエットを楽しんでください!
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