今回「清明に食べたい食材」についてお話ししたいと思います。
【清明】に食べたい食材とは?
清明とは、すべてのものが清らかで生き生きとする頃のこと。
若葉が芽生え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命輝く季節の到来です。
現在の暦では4月5日から4月19日ごろにあたります。
清明に食べたいの魚介類
清明に食べたい魚介類は以下に挙げられます。
・初鰹
・ホタルイカ
・めばる
一つずつ見ていきましょう!
・初鰹(はつがつお)
旬は年に2回。
初鰹の春と戻りガツオの秋。
春は脂が少なくさっぱりした味でたたきが◎
秋は脂があるので刺身に。
縄文時代には硬く干したものが貴重な調味料でした。
江戸っ子の好物であぶりや湯通しにしたものをお刺身として食べたそうです。
・ホタルイカ
身が青白く光ることから命名されたホタルイカ。
旬は1月から5月。
沖漬け(醤油漬け)は風味や食感を味わえる定番。また浜茹ででも◎。生で食べるのは胴と脚だけを。
・めばる
塩焼きや煮付けがおいしいメバルは3月後半から5月が旬のお魚。
唐揚げにするときは2度揚げをすると小骨まで食べられます。
かつては庶民に広く親しまれてきた魚でしたが、近年は獲れなくなり希少価値がついてしまいました。
目が黒く澄んでいるものが新鮮で、体調20cm位までが脂がのって美味です。
清明に食べたい野菜
清明に食べたい野菜は以下に挙げられます。
・ニンニク
・たらのめ
・みつば
一つずつ見ていきましょう!
・ニンニク
ニンニクは五行は脾土に属し、熱性で瀉性・燥性の作用があり、冷え性、肩こり、頭痛、生理痛、むくみに効果があります。
熱性なので腫れ物や炎症部位のある人にはあまり向きません。
瀉性なので下痢の続く人や、体力が消耗している人も用いない方がいいです。
抗菌・解毒作用があり、薬味に向いています。
肉料理や生ものと一緒に摂るのが効果的です。
・たらのめ
待ちわびる春の山菜の1つがたらの芽です。
たらの芽の木の新芽です。
特に天ぷらが美味。
葉酸を多く含むので血行を良くします。
またビタミンEが豊富でアルコール性脂肪肝を抑えお酒の肴にも行ったり。
穂先が鮮やかな緑でさほど大きくなる前のもの選ぶのがコツ。
旬は4月から6月。
・みつば
野草を摘んで食べていた三つ葉を栽培し始めたのは江戸時代。
根みつばは春に種を撒き、冬に葉が枯れた後で土寄せをし翌年の春に葉が伸びてきた頃根つきで収穫したものです。
3月から4月旬。
清明に食べたいその他
清明に食べたい野菜は以下に挙げられます。
・レバー
・鶏肉
一つずつ見ていきましょう!
・レバー
レバーは五行は肝木に属し温性です。
肝臓ですから肝木の春にはもってこいの食材です。
肝臓強化、目の疲れ、こむら返り、肩こり、生理痛、貧血、不眠、ストレスなどに良いでしょう。
・鶏肉
鶏肉は五行は肝木に属し、春に合う肉です。
脂身も少なくダイエットに有効です。
補氣作用があるため滋養強壮、体力強化に効果があります。
春に鶏肉を食べると体が丈夫になるので過去の病気改善や現在の体質改善にも効果的です。
胃腸に負担をかけずにコラーゲンもあるので美肌にもおすすめです。
まとめ♪日々の食を「薬」に健康に♪
今回【清明に食べたい食材】についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
清明に食べたい食材を
まごはやさしいこに沿って「一汁(味噌汁)+メインはお魚+玄米+できたら毎日お漬物、梅干し」に取り入れたら楽しそうですね
貝はお味噌汁に入れたり、お魚はそのままおかずとして食べたら、季節を感じられて素敵な食事になりそうですね♡
【清明】に食べたい食材を食べて
「医師にも薬にも頼らず、自然の流れに沿って心と体を美しく整え、真に豊かな暮らし」を大いに楽しんでもらえたら嬉しいです♡
皆様の心と体が軽くなり、幸せな人生を送れることを願っています。
以上薬剤師θさぷりんでした🌸